空き家問題とご先祖様

「空き家はあるけど、空き家はない。」
この禅問答みたいな話を、過疎地で、特に、UIターンの皆さんから聞くことが多い。

「盆と正月は戻ってくるから」
「仏壇があるから」

要するに
「先祖代々の土地は粗末にできない」
とか
「ご先祖を大切にしなければ」
ということなのだ。
実際、日本人はご先祖さまという言葉に弱い。

そもそも、
「盆と正月しかお参りしない仏壇」
で、ご先祖さまを大事にしていると言えるのだろうか。

この、なんだか自己矛盾しているような言葉の中に、地方活性化とか地方創生、で真に必要なことは何か、ということの答えが含まれているような気がしている。