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2017年11月14日更新 投稿者

良い温泉というアセットがあるのに。。。

北日本、北海道を襲った爆弾低気圧を避けたら、
なりゆきで、道東の弟子屈にある摩周温泉に来ることに。
ホテル摩周。

昔は弟子屈温泉と言ったらしい。
寂しい温泉街だな、と思いつつも、実はさにあらず。
そもそも、温泉街は形成されなかったようだ。

ホテル近くに、小さな横丁がある。
スナックや居酒屋、寿司屋、JAZZ BARなどが並ぶ。
北国の雰囲気満点といったところだろうか?

一軒の寿司屋に入った。
親父は、私の質問にゆっくりと答えてくれる。
「ホテルが3軒あったけど、3年前くらいに廃業。今は1軒だけになっちゃた」
「川湯はきついお湯(酸性ということ)だけど、ここは柔らかい(弱アルカリ性ということ)。川湯に入って、ここに入るといいんだよね」
「この地域は、普通の家庭にも温泉が引いてあってね、湯量豊富で」

なるほどなるほど。草津に対する川原湯といったところですね。
確かに、今日は、雌阿寒温泉で酸性湯に入った後だから、ここのお湯は気持ちよかったと自分でも納得。

「昔は、この町も元気だったの?」
との質問に
「昭和30年代から60年くらい店をやっているけど、昔はすごかったよ。昭和40年代がピークかな」
「今は、夏は観光客来るけど、それ以外は少ないね」
「除雪は年2回くらいかな。雪は少ない方だね」

私が初めて道東に来た、昭和の末期には、弟子屈から阿寒湖へはJRバスが走り、標津線など今は廃線の鉄路も多く、公共交通路線で楽しむ人々が、ターミナルに集まっていたのを思い出した。
「レンタカーで流れが変わっちゃった。。。てことかな」

「そう。バイパスができて流れが変わってね」
寿司屋のおやじは一言。

人の動きが変わり、街の活況が変わる、、、
SIMCITYのようなものだ、と言えばそれまで。
しかし、3時間くらいで東京からやってこれる場所。
正直、釧路から札幌へ行くより、近いくらいだ。
実際、近くの鶴居村は、富裕層が東京から移住してきているという話しもある。

湯量豊富な温泉。
しかも、ちょっと車で走れば、異なる泉質の温泉が沢山ある。
美味しい農作物、海産物。
有り余る多くの自然。
確かに、冬は厳しいが雪は少なめ。

釧路空港に東京からLCCでも飛んでいれば、移動コストも大幅に削減できる。
良い二地域居住の場所になるのではないか。
ちょっとだけ妄想する。

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