オートレストラン長島の閉店

久しぶりに、ふるさとの三重県伊勢市に向けてハンドルを握った。
深夜のドライブになり、三重県に入ったのは、深夜の4時。
しかも、伊勢湾岸自動車道が事故渋滞のため、国道23号線「名四国道」を走ることに。

石油化学コンビナートという正の資産とともに、四大公害の一つである四日市ぜんそくという負の資産という、高度成長期を象徴する場であった四日市。四日市と名古屋を結ぶ大動脈が名四国道だった。
多くは高架道路になっていて、私が幼い頃には、
「未来」
を感じることができる場所だったのも事実。

爆走するトラックは相変わらず。
高速道路の事故でこちらにトラックが流れたから、特にひどいのかもしれない。

この途中に、オートレストラン長島、がある。

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写真から見ても、とにかく昭和です。

このオートレストランはすぐれもの。
24時間営業のレストランがあり、しかも、天然温泉がある。
東京から走り続けてきた自分には、「このなんとも温まる温泉」が極楽なのだ。
浴場には、私含め3人。

オートレストランとは、自動販売機による食品の販売及び摂食できる設備を備えた施設のこと。多くの場合は無人で24時間営業であるが、ゲームセンターなどと併設している施設は有人で、営業時間を設けていることもある。露天風呂などの入浴施設を併設している施設もある。このオートレストラン。(出典 Wikipedia)

ところが、ここ、この3月31日で閉店してしまうとのこと。
残念。。。
本当に良いお湯なのに。。。

「理由」をネットで色々探ってみた。
昭和51年開業で施設が老朽化した、ことも一つの理由だというが、問題は、やはり顧客の変化。
特に、夜の顧客が減ったと言う。
トラックは高速道路をひた走る。わざわざ一般道に降りてくることはない。
そして、若者の変化が大きいらしい。
「若者が車に乗らなくなった」、「夜遊びが減った」
という記述が散見。

若者が純粋に半減しているのだから、減るのは当たり前。
そして、夜遊びの仕方が変化した、ということも大きいだろう。
ゲームセンターに行かなくても、自宅でもっと自由にゲームができる。

昨今、ファミレスやファストフードの24時間営業が減少し、コンビニエンスストアですら、24時間を再考するという話がある。この原因も似たものだろう。

実際、久しぶりに伊勢の街を歩いてみた。
平日だが、ゲーセン、喫茶店、そして書店、などなど。
「学生が集まる場」
「たまにヤンキーがたむろした場所。。。」
は軒並みシャッターを下ろしていた。

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もちろん、自宅でWebを使ってコミュニケーションが取れる時代にはなっている。
しかし、ひと気のない「街」は正直淋しい。
やはり、人間だから、「集まって話す」ことも楽しいのではないだろうか。
イベントで盛り上げても一過性。
やはり、
「集まって、しゃべっている」
「ちょっと面白い奴や知らない奴もやってくる」
ということが、活性化の基本のように改めて感じる出来事になった。