地方活性化をシンプルに考える

地方創生、活性化、一体何なのか。。。
一度シンプルに考えてみたい。

ポイントは
1) 少子高齢化
2) IoT、AIの進展
3) 国の財政問題
の3つだと考えている。

高齢化。お年寄りは大切にしなければいけない。ただし、現実は、高齢化が進めば、年金受給額は増える。そして、医療費も増大する。高齢者数を十分賄える生産年齢人口が維持できれば、この問題は発生しないのだが、どの世界にも、人口ボーナスの後には、オーナスがやってくる。
人口オーナスになった後に、この問題を解決するには、元気に長生きし、しかも、高齢者も働いて、極力年金受給額を減らしてもらう、これしかない。一人の高齢者を何人の働いている人々で支えるか、と言うよく言われる図式だ。
これは、山間僻地の自治体だけの問題というよりは、国家的な財政問題そのもの。

ところが、少子高齢化は正に生産年齢人口が激減するということ。高齢者の活躍、女性の活躍が、叫ばれるのも、この生産年齢人口減少をどのように緩和するか、ということと密接不可分と考えられる。
よく考えると、昔は、
「おばあちゃん子」
っていうのをよく聞いた。核家族化で失われた言葉だが、昨今の「保育所が足りない!」というような話を聞いていると、昔はうまくできていたものだ、と思ったりする。
とかく、高齢者も退職など関係なく、働き続けるしかない、ということになる。

2つ目は、IoT、AIの進展。いろいろなところで、引用されているが、オックスフォードのオズボーン博士の論文によれば、10年後には、半数近くの仕事がAIにとってかわられるという。そういう時代に、人が行うのは、クリエイティブな仕事だという。
これから、数十年生きる若者には、クリエイティブな大人を目指してもらわないといけないということになる。
逆に、こういう人材を作っておかないと、いくら、高齢者が、元気に活躍しても、日本の国から富が生まれない、という状況に陥るということでもある。
昨今、研究機関の研究費が少なくなっている、という声を聞くことが増えたが、本当に大丈夫だろうか?、と思ったりする。

日本は資源のない国だ。
資源のない国が、富を生み続けるには、新しい知恵やノウハウを生み出し続けるしかない。

1) 元気で活躍してくれる高齢者を増やす
2) こどもには、世界で一番と言えるクリエイティブな人材に育成する
3) それでなんとか、財政の悪化を回避して、少しずつ財政健全化を目指す
シンプルな地方活性化の目標というのは、この3つに集約されるのではないか、と考えている。