ほしたき、でわかったこと

台風22号がやってきた週末。
私は、大分県竹田市のシェアハウスで過ごしていました。
「ほしとたきのいえ」
と言います。
Fireplaceの代表の渡邉知さんに誘っていただいて、Shareに参加しています。

周りは森。
目の前に大きな滝があり、漆黒の闇になる夜には星が美しい。
だから
「ほしとたきのいえ」
通称
「ほしたき」

久住山に登ろうと、東京から男3人でやってきたのですが、あいにくの台風で断念。
結局、山ほどある温泉に日帰りで出かける以外は、多くをシェアハウスで過ごすということになりました。

TVは当然ありません。
灯りも薄暗い。蛍光灯の明るさを実感できます。

でも、水周りだけはしっかりリノベしてくれていて、とても快適です。

それでも、やはり田舎の一軒家。

  • 自分は生まれが田舎ですから、当然に体験済な田舎ですが、都会生活が長くなるとダメです。
  • 「プチっとスイッチを入れれば暖房が」とはならない。灯油が必要です。そしてポンプももちろん。
  • カメムシがいました。ガムテープが必須です。
  • 夜遅く帰ると、街灯がない。だから、出かける時に、懐中電灯が必要です。
  • 台風が来る前の晴れ間、玄関の木を切らないと、車を擦る。いきなり木こり。。。

でも、良いこともたくさんありました。

  • 庭に湧水が湧いています。飲み放題。コーヒーを入れると最高です。
  • 近くに湧水豆腐の名店が。美味しいお豆腐と揚げをいただきました。地元の方言を離さないからバレるんでしょうけど、店の人に「あそこの人?」と尋ねられる始末。
  • 道の駅に行けば、新鮮な野菜が買い放題。
  • 20分圏内に天然温泉がたくさん。ラムネの湯で有名な長湯で長湯してきました。
  • 日本酒や焼酎の蔵もたくさん。地元だけで飲めるお酒もあります。
  • 久住高原は酪農地帯。乳製品や肉類、そして、ワイナリーもあります。
  • 放し飼いの鶏の「卵」も買えます。
  • 時間があります。本が読めます。宅配や郵便は届きますから、なんでも購入できます。
  • Wifiはあるので、音楽は聴き放題。仕事もほぼオンラインでできるものは何でもできます。
  • 夜は暗いです。自然と眠くなります。風の音、水の音、実は無音ではないのですが、それが安眠につながります。
  • 食べ物が自然だからか体調はすこぶる良い感じがします。


東京に住む自分にとっては、時々、「こういう場所に来ないとバランスが取れない」という感じがします(エビデンスベースで評価してみたい気もします。体調などのデータを確認して見れば、わかるのかもしれません)。

これだけのアセットに恵まれているというのは、この地域の特徴だ、とも言えるのかもしれませんが、じゃ、他の地域に本当にアセットはないか、と考えると、そうでもないような気もします。

地域活性化の入り口は、結局、

  • 何かを持ってくるのではなく、そこにあるいいものを集めてみる
  • それは地域の人には当たり前だけど、都会人にとっては宝物ってなんだろうという基準

ってことなのかな、と改めて感じる大切な時間になりました。
だからこそ、他の地域を知るUターン人材が実は大事だ、ということも。
地域の若者は、どんどん外に出すべきで、でも、いつか戻ってきてもらう、そういうキャリア教育をどう実現するのか、すでにいくつもの事例はあるのですが、しっかり考えてみたいと思っています。