自治体の健康管理

自治体は社会的入院状態じゃないか、ということを書いたのですが、あまり反応のない私のブログに、少しばかり反応があって、それなりに共感してもらえたのかなと思っています。

自治体の社会的入院を考える

じゃ、どうやれば健康でいられるのか?
自治体は人で構成されています。だから、人が健康であるということの集積なのではないかと思うのです。
人は、住民もあれば、自治体職員という意味で、狭義にとらえることもできると思います。さらには、関係人口まで含めて、さらに風呂敷を広げることもできます。

ありがたいことに、幾つかの自治体と関わっている中で、とてもやる気のある自治体に出会います。
やる気のある自治体は、やはり、お会いする人が前向きで元気です。
失敗や困難も笑って吹き飛ばせる感じでしょうか。
(どっかでヒッソリ泣いているのだとは思うのですが)
現在の状況を、財政状況やその他のエビデンスによりしっかりと把握し、現状と将来を比較できる相場観を持ち、夢を実現するための行動力を持っている、そういう個人やチームがそこにいる、ということにいつも感心させられます。

そういう中で、最近感じるのは、Community Future Designの設立趣旨でもあるのですが、

地域の人が、地域の良さというものを客観的目線で知り、その気づきから形を紡いでいく、っていう流れを作りたいと思っているのですが、

自治体トップや幹部の中に、
「答えを他人、特に、専門家と言われるような人々に求めてしまい、自ら脳みそに汗をかきながら考えよう、としない」
とか
「自分は全知全能の神だと思って、人の話も聞かないで、過去の事例に従って判断をし続ける。当然、脳みそは使わないので汗はかかない」
という方が少なくないのは、なぜだろう。

ということです。

スポーツも、自分で汗かく、人と競争して楽しむから爽快感があるのであって、他人のスポーツ話をただ聞いても、ちっとも爽やかじゃないし、楽しいとは思えません。これと同じことがどういうわけかフツーに行われてしまっているように思います。

結局、汗をかかないということは
「楽して結果が出る方法はないですか?」
とか
「誰でも考える安易な結果」
しかでないわけで、それは、気の抜けたサイダーのようなものです。

ストレスがかからないのですから、鍛えたことにはならず、当然、「健康にはならない」という事です。これを続けると、他力本願な「自治体の社会的入院」になってしまいます。

やはり、健康管理をしっかり義務付ける、というのが、政策的にも必要な時期になっているのではないかなと思います。

そして、本当に「意味のある自治体運営」を、しっかりと評価していくようなスキームが必要なんじゃないか、と改めて感じています。