孫のために。。。

年度末ということもあり、今年度の仕事のまとめと来期に向けてのリサーチやら意見交換やらが続いています。

どうして物事は年度単位なのか、
だから3月だけやたら忙しくなる。。

仕事を平準化できないものか、
などと思うわけですが、

それはさておき。

とある自治体へ。
課長さんが
「自分たちが子供の頃は、自然の中で遊んでいましたよね。それで自分で遊びを考えて」
「最近の若い人は、自分で考えなくなってしまったような気がする。人材育成は課題です」
「子供のために遊具なる公園を、って言われても、整備だけでなくて保守もかかりますし」
「自然の中でもっと遊んでもらったら良いんです」
と一言。
「私もそうだったなぁ」
と答えながら、
何かを作りたがる人々が多い中で、こういうことを言ってくれる幹部が少しずつ増えてきているのは良いことだ

とシミジミ。

しかし、実は、

「そのためには里山の手入れが必要だ」

と言うことになるわけで、そこはそこで課題です。

「自然から学ぶ、と言うことは良さそうだ」

と言うことをエビデンスベースで解明したい自分としても、興味のある課題です。

創造性のために「里山を整備し」、おまけに「公園まで整備」
となると、
人口が減るのに、将来誰がメンテナンスするのだ?
という、ちょっと考えればわかる話に落ち着きます。

一方で、別の地域へ。

とある長老が
「子供のために、遊具のある公園を、ぜひ、行政にお願いして作ってもらいたい!」
と力説。

前の例とは真逆なのですが、少し考えてみると、

おじいちゃんが行政にいう
行政が借金をして公園を整備する
その公園の整備は孫が税金で負担する

ということになるわけです。

おじいちゃんが孫のために良かれと思っているにもかかわらず、
やっていることは

「孫の金を使って、自分がやりたいことをやってるだけ」

ということになりかねない。。。。

 

メタ認知が大事だなと思います。
ある時点で俯瞰的に見ることも必要ですが
あるものを、時間経過という俯瞰で見ることも大事
双曲割引と言うのがありますが、どうしても、先にあるものは弱く感じてしまう
その辺りを、「あえて意識する」
そういうことは、「教育」しないとなかなか身につかない。

そんなことを考える年度末です。